「竹浪酒造 破産」が話題となっています。
江戸時代からの創業で青森県内最古の竹浪酒造が破産することが報じられ話題となっています。
一体、竹浪酒造に何があったのでしょうか。破産してしまった理由が気になるところです。
今回の記事では、「竹浪酒造 破産」についてまとめていきます。
竹浪酒造 破産の理由は?
竹浪酒造といえば江戸時代から続く老舗店でご存知の方も多いと思います。
そんな竹浪酒造が破産してしまうということでいったい何があったのでしょうで。
それでは、「竹浪酒造 破産」について報じられた記事の内容を見ていきましょう。
こちらが記事の詳細です。
江戸時代の創業で現存する酒蔵では青森県内最古の「竹浪酒造店」(板柳町)が24日までに、青森地裁五所川原支部から破産開始決定を受けた。代表は16代目の竹浪司晃氏。信用調査会社・東京商工リサーチ青森支店によると、負債総額は調査中。同業他社との競合激化、消費者嗜好(しこう)の変化により、減収基調を余儀なくされていた。開始決定は3月16日付。破産管財人は弘前市の三上和秀弁護士。
同社の創業は正保年間(1644~1648年)とされ、1953(昭和28)年12月に法人化。「岩木正宗」、「七郎兵衛」など純米酒の製造を主体とした酒蔵で、平成初期には1億円近くの売上高を上げていた。しかし、消費者嗜好の変化などにより減収基調を余儀なくされ資金繰りが逼迫(ひっぱく)。2019年9月期売上高は3千万円にとどまり、支払い遅延も表面化する中、債権者より破産を申し立てられていた。
K様酒(青森編)
岩木正宗 特別純米原酒
この記事を書こうとしたらこちらを醸す
竹浪酒造店破産のニュースが飛び込んでまいりました。立川に住んでいた時に近くで買えましたので
大変お世話になった蔵です。残念です。 pic.twitter.com/3uggBuugd8
— 押上文庫|酒と器とピアノ (@oshiagebunco) March 25, 2020
竹浪酒造 老舗店がなぜ倒産してしまうのか原因は何?
竹浪酒造の歴史についてこちらの動画でわかりやすく語られていました。
竹浪酒造が破産してしまった理由が気になるところです。
まず一つ挙げられるのが同業他社との競合激化があるようです。
確かにお酒の世界は様々なブランド品があるのでその競争に打ち勝つことが困難になってきたのでしょう。
さらには消費者嗜好の変化によって純米酒などの売り上げが減ってしまったのが原因と思われます。
近年現代人は純米酒を好んで飲んではいますが、昔と比べればその舌も変わってきたのでしょうね。
そういったことが大きく影響しているようです。
板柳の竹浪酒造見学。
もちろん、試飲付き。
みなさん、飲み過ぎです🍶www pic.twitter.com/Rt9iwNSYBF— グリーンファーム農家蔵 (@green_farm334) August 20, 2019
竹浪酒造の歴史は江戸初期の正保年間(1644〜1647年)まで遡る『津軽最古の蔵元』だそうです。
「なにそれすごい。地元にそんなのあるなんて知らんかった・・・」
酒蔵でジャズライブイベントを行うなど、先進的なこともされているみたいですよ。Facebookをチェックですね。https://t.co/HvSZIFy9TY pic.twitter.com/RfC4WLVsPg
— 雪野のの@津軽迷子 (@nono_itayanagi) March 4, 2019
「竹浪酒造 破産」 ネットの反応は?
さらに、「竹浪酒造 破産」についてネットに寄せられた皆さんのコメントを見て見ましょう。

h6kさんが言うには、良い酵母菌が住み着いた酒蔵らしい。
単純に経営方法の問題だとすれば、三十代以降五十代位までの経験と能力とやる気のあるあなた、チャンスですよ。
管財人は、酒蔵の状況をSNSで公開し、日本全国に検討材料を提供して下さい。
破産手続きにおいても、清算ばかりが能じゃ有りません。

ブランド名をうまく利用してクラウドファンディングとかで乗り切れなかったのかなぁ。
とても残念だし、何とか存続してほしいと思う。

青森県内の日本酒を色々飲んできましたが竹浪酒造が
破産手続きとはショックと言うか受け入れがたい事実。
今までに潰れる寸前の酒蔵の酒を飲んだ事があり
「何だこれ、好みとか好みじゃない以前の味だぞ」と思う事もあったが
竹浪酒造の岩木政宗や七郎兵衛は個人的に美味しくて好きでした。
昨日も地元の酒店で七郎兵衛が陳列されているのを見たというのに
翌日になって破産手続きを知らされるとは・・・
六花酒造さんあたりで引き継いでくれないだろうか?

破産して閉めてしまうのは、もったいない。
江戸時代から受け継いできた蔵付きの菌は、一度手放すと二度と手に入らない。
お金で買えない財産。
破産手続きをするにしても、別の形でもいいから蔵として存続してくれる引き取り手があればいいのに。
これも一種の無形文化財ではないかな。

>消費者嗜好の変化などにより減収基調を余儀なくされ資金繰りが逼迫
コロナや景気減退の影響じゃなくて、時代の変化に付いて行けなかったということか。
時代に合わせて変えるべきもの、変えちゃいけないもの、その線引が難しいね。

日本酒の新規免許は事実上おりないので、新たな日本酒を作りたいという企業が買収するのが一番いいんじゃないかなぁという気がしますけど、そういう方法はないのでしょうか?
※輸出専業なら認める話が出てますが、日本市場向けの新規免許は出てきません

知っている蔵元だけに、悲しいですね。
日本の酒蔵はECが弱いところが多く、これから資金繰りが厳しく倒産してしまう蔵元が増える可能性がある。
このままでは日本の古き良きものがなくなっていくのが悲しい。

私が気付いてなかっただけかもしれないし、これが正解というわけでは
ないが、青森県も五所川原市も、ふるさと納税でこちらの日本酒を出すとかなんかなかったんかな?歴史があるだけでなく、何かもったいない。管財人さんも、どなたか継承したい人、会社を探し、クラウドファンディングでもなんでも可能性を探って欲しい。

ブランドはありそうですし、生産設備に大きな影響がなければ、地域の商工会議所、商工会の支援を受けながらやっていけそうですけどね。ふるさと納税の品とする、地域ブランド商標の取得、各種助成金の受け取り、シンプルに営業強化、事業を承継しないほうがもったいなさそうです。

事業継承してほしい
地方の核たる企業の倒産は、どこかの国のデフォルトより、地域における影響が大きい
「竹浪酒造 破産」 終わりに
今回の記事では、「竹浪酒造 破産」についての内容やネットの反応をお伝えしました。
江戸時代から創業してきた老舗店の竹浪酒造が倒産してしまうということでとても残念に思う方も多いと思います。
今まさに様々な業種で大きな時代の波が寄せてきているように思います。
それでは今回この辺で最後までお読みいただきましてありがとうございました。