香港航空会社の謝罪が話題となっています。
どうやら日本人の乗客に対し謝罪する形になったようです。
一体どういったことがあって謝罪する形になってしまったのでしょうか。
では、香港航空会社の謝罪について一つづつ見ていきましょう。
香港航空会社 謝罪の理由は?
まずは、香港航空会社の謝罪について報じられた内容を見ていきましょう。
こちらが記事の内容です。
香港(CNN) 香港の格安航空、香港エクスプレスのサイパン行きの便に搭乗した日本人女性が、搭乗前に妊娠していないことを証明する検査を受けさせられたと訴えている。同航空は、サイパンからの圧力があったことを認めて謝罪した。
日本人の女性乗客が飛行機に搭乗する前に妊娠していないか検査を受けさせられたようです。
これには驚きましたね。
【香港航空会社 邦人に妊娠検査】https://t.co/GxR2yCNzCG
香港の格安航空、香港エクスプレスのサイパン行きの便に搭乗した日本人女性が、搭乗前に妊娠していないことを証明する検査を受けさせられたと訴えている。同航空は、サイパンからの圧力があったことを認めて謝罪。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) January 16, 2020
一体どのような状況だったのでしょうか。
香港発サイパン行きの便に搭乗した日本人女性(25)は、香港国際空港でチェックインした際に、飛行に適しているかどうかを診断する検査を受けるよう、係員から要求されたと訴えている。この中に妊娠検査が含まれていた。
女性は米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)の取材に対し、非常に屈辱的だったと振り返り、香港エクスプレスは体の大きさや体形が妊婦のように見える女性に対して検査を要求していることを示唆したと言い添えた。
日本人の女性乗客が登場前に妊娠検査?
次に、どのような状況だったのか、そして謝罪内容について見ていきましょう。
同紙の報道によると、係員は女性をトイレに案内して妊娠検査薬を手渡し、陰性と確認されるまで搭乗させなかったとされる。
これに対し香港空港会社が謝罪をしています。
香港エクスプレスはCNNに寄せた声明で、「不快な思いをさせたことについておわびしたい」と謝罪。サイパンの当局から乗客に対する検査を強化するよう圧力をかけられていたとした上で、「米移民法がないがしろにされないための措置として、2019年2月から、サイパン行きの便で対策を講じた」と説明し、この慣行は直ちに停止して見直しを行っているとした。
サイパンは、生まれた子どもに米国の市民権を獲得させることを目的とした「出産旅行」の目的地として人気が上昇。これは主に、サイパンの移民政策が米本土と異なり、中国などからの観光客もビザなしで渡航できることに起因する。
ここ数年は出産旅行の影響で、サイパンを訪れた観光客から生まれた子どもの数が、住民から生まれた子どもの数を上回るようになっていた。こうした観光客は中国人が大部分を占める。
日本人女性が搭乗をする前に妊娠をしていないことを証明するために検査を実施したようです。
これに対し香港空港会社は謝罪する形となりました。
そこまでするのかと正直思った人も多いと思います。
香港航空会社の謝罪に世間の反応は?
https://t.co/gvBHg4BFVx
太ってる女性のみに妊娠検査薬で妊婦かどうか確認させるのはセクハラ。
もし陽性だと乗れないのかな?
でもここ数年のサイパンでの新生児が自国民よりも外国人(特に中国人)の方が多いというのも異常。— アルタヒット (@p6U7qUGu07HSWBl) January 16, 2020
さらに、香港航空会社の謝罪についてネットに寄せられたコメントを見て見ましょう。
- 妊婦のように太った日本人が妊娠検査を要求されたってコトか、、、
なかなか屈辱的だな。日本のパスポート持っているんだから、対象外にすればいいのに。
自国の問題を他国にまで広げないでほしい。 - しかし、出産率が旅行で訪れて生まれちゃった人数の方が多いなんて。
体型で判断されるのは失礼と思うけど、こういう背景があるってことも知るべきなんですね。 - その国の国籍を与えたいが故、わざわざ渡航して出産するのは昔から日本でも芸能人なんかの常套手段。ただ、チャイナ圏中心に米国籍取得のためサイパンに渡る例は近年やばいくらい増えてる。法改正が必要。将来、愛する子供にアドバンテージのある米国籍はやはり憧れなのかな。
- うちの嫁さん旅館の仲居さんに「何ヵ月ですか?」って聞かれて、プチっとしかけてたよ。
普段は温厚なのに久しぶりにイラっとした顔を見た瞬間であった!
そこまてま太ってないんやけどなぁ。
そこそこ高級な旅館だったのに、そんなこと言うんやなぁって思った! - 日本人で米国籍を取るためにサイパンに行く人はなかなかいないだろう。
しかし航空会社としては中国人だけ妊娠検査を実施するわけにもいかず、日本人女性は巻き添えになった感じかな。
あとサイパン当局が実施を要請していたなら、他の航空会社の対応も併せて報道してもらえると記事に奥行きが出た感じがするね。 - バブルの頃は、「サイパン」は週末旅行をするOLのためのリゾートでしたけれど、日航ホテルもつぶれ、中国・韓国の観光客のほうが多いですね。「北マリアナ政府」としては、米国政府からかなり厳しく言われているのでしょうから、「怪しければ調べて欲しい」と中国系航空会社に指導しているのでしょう。肥っている人は気をつけたほうが良いのか、微妙でしょうね。
- サイパンは中国本土の旅行先で人気の一つ。一番大きい理由はビザが要らないこと。日本人旅行者が激減して、その代替需要としてサイパン政府は中国本土の旅行者へ、ビザ無し渡航という特恵待遇をしてきた。時期によっては、中国本土かと思うぐらい中国人しかいない。それに紛れて中国人妊婦が旅行者として、サイパンで出産して米国籍を取得すると言うのが、ブームというか、悲願になっているというのが現状だ。今回の件は氷山の一角、それだけサイパンで出産したい中国本土の妊婦が多いという事。しかも共産党員になれない一般庶民にとっては、よだれが出るくらい良い制度なのだ。同様の理由で、英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドも人気だ。
終わりに
今回は香港航空会社の謝罪についての内容や世間の反応をお伝えしました。
日本人乗客が検査の対象になったと言うことのそうです。
それにしても、妊娠していないか確認するために妊娠検査薬を使うことに驚きです。
それでは今回はこの辺で、最後までお読みいただきましてありがとうございました。